【色彩検定3級】受験体験記#2:受験準備・心構え

色鉛筆

こんにちは、Sakuです!前回の投稿から時間が経ってしまい、申し訳ありません。仕事が忙しくなってしまったのですが、これではただの言い訳ですかね。。 これからも不定期ではありますが、投稿を続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

今回は、色彩検定3級の受験についてお話しします!前回の記事で色彩検定3級の申し込み方法と全体の概要について説明しました。まだ読んでいない方は、そちらを先にご覧いただくと、今回の内容がより理解しやすくなると思います。

それでは、色彩検定3級の受験前、受験会場での様子、そして受験後の感想について詳しくお伝えします。色彩に興味がある方に、私の体験が少しでも参考になれば幸いです。

では行ってみましょう〜!

受験前

受験前の心情と考えていたことをまずは共有します。

色彩検定と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?私が色彩検定についてまだ知識がなかった頃、以下の3つの疑問がありました。

専門的な問題が多くて難しいのかな?
・ よく考えれば、色彩って何?
・ 合格にはセンスが必要なのかな

それぞれについて説明します。

専門的な問題が多くて難しいのかな?

これは色彩検定について全く知識がない頃、漠然と考えていたことです。

  • 色彩って美術の知識がないとダメなのかな?
  • イラストでも書かされるのかな? 

専門的な知識が技術がないと解けない問題が多いのかな?と考えていました。
今考えれば、全くそんなことはなく、参考書を立ち読みした時点でこの不安は払拭されました笑

よく考えれば、色彩って何?

「色彩とは何か?」これも参考書を見るまで、私はよく理解していませんでした。「色」はよく使いますが、正直「色彩」はあまり使う機会が少ないと思います。

  • “色”はよく使うけど、”色彩”ってそんな言わないなぁ〜
  • 「色+彩度=色彩」で色彩っていうこと?

現在では、以下のように理解しています。色彩(色とほぼ同義)は色の彩りや複色のイメージを指し、色彩検定は色彩に関する知識を問う試験です。また、現代色彩の定義については、いろいろな説がありますが、私の印象では、古代色彩に比べて科学的な知見が多く取り入れられている分野だと感じています。

合格にはセンスが必要?

「合格するためにはセンスが必要なのか?」

色と聞くと、デザインや芸術など感覚的なイメージが強いですよね。しかし、少なくとも色彩検定3級の合格に特別なセンスは必要ないと私は感じました。

色彩という感覚的なものを理論的に問う問題が多く、その理論を参考書で学ぶ必要があると感じました。色の三原色や色の認識の仕方など、美術の授業で習ったことを試験で問うので、センスよりも理論が重要だと感じました。

受験後

次に、受験後の感想を共有します。

受験前の不安や疑問を解消しながらなんとか受験を終えた私ですが、受験後に色彩検定3級を振り返って、以下のことを感じました。

受験者数が多く、受験者層も広い
・ 市販の参考書よりも問題が難しい

それぞれ説明して行きます。

受験者数が多く、受験者層も幅広い

受験者数が多く、受験者層も広いと感じました。これは、試験会場で周りを見渡したときの印象です。

最初は学校の教室1つ分、だいたい30人ほどの受験者を想像していましたが、実際の会場には少なくとも300人はいたと思います。後から考えて、試験は年2回しかなく、受験会場も限られていることを考えると、その人数は妥当だと思いました。

受験者の中には、学生や若い社会人が多く、男女比はほぼ半々で、女性が少し多い印象でした。また、見た目や服装から、美術学校の学生やデザイン関連の仕事をしていそうな人が多かったように思います。アートに関わる人は何となく見た目で分かりますよね?これは完全に偏見ですが、笑。

市販の参考書よりも問題が難しい

市販の参考書よりも問題が難しいと感じました。これについては、受験した人によって意見が分かれるかもしれませんが、私は練習問題よりも少し難しいと感じました。その理由は、2つあります。

  • 2択から絞らせない問題が多い
  • 色相を選ぶ問題が多い

上記2点について解説して行きます。

1つ目は、2択から絞らせない問題が多かったことです。
これは、参考書の練習問題よりも選択肢が似ているものが多かったからです。例えば、「適切な色はどれか」という問題で、選択肢の半分がピンク系の色相だったりします。そのため、2択までは絞れるのに、最後の1つを間違えてしまうという問題が多かったです。

2つ目は色相を選ぶ問題が多かったことです。
これは、選択肢にカラーカードが載っていて、その中から正しいカラーカードを選ぶという問題です。全体の問題のうち、少なくとも3分の1は色相を選ぶ問題だったと思います。

これらの問題に対処するためには、色相環やPCCSトーン図、慣用色名などをしっかり覚えておくことが重要だと感じました。

まとめ

最後に本記事のまとめを共有します。

  • 色彩検定3級の受験前には、専門的な問題が多いか、色彩とは何か、センスが必要かという疑問があった。
  • 受験後には、受験者数が多く、受験者層が広いこと、市販の参考書よりも問題が難しいこと、時間が余らないことを感じた。
  • 色相環やPCCSトーン図、慣用色名などをしっかり覚えておくことが重要

以上が私の色彩検定3級の受験体験です。受験にあたって様々なことを考えましたが、振り返ってみるととても楽しく貴重な機会だなと感じています。色彩に興味がある方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

また、色彩検定を受験をしてみたい!興味がある!という方は以下に色彩検定協会さんのリンクを貼っておくので、ご覧になってみて下さい!
https://www.aft.or.jp/pages/feature

じゃ〜の〜♪

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